日田天領水の水質検査

日田天領水の品質

安全な工場から安心をお届けします。

日田天領水は大分県日田市の深い地層から汲み上げた深井戸水を、採水地で衛生的にボトリングしたミネラルウォーターです。

日田天領水の製造工場では製品の品質を確保するため、取水から全ての工程において衛生的に管理された最新設備のシステムにより製造され、従業員への徹底した衛生管理のもと、高レベルな品質管理をおこなっています。又、外部検査機関での分析結果で安全性を確認し、衛生と安全には最大限の注意を払っております。

水質基準項目(51項目)と基準値

水道法第4条に基づく水質基準は、水質基準に関する省令(平成15年5月30日厚生労働省令第115号)により定められ、水道水は、この水質基準に適合しなければならないとされています。

日田天領水は、水道法が定めた水質基準項目の51項目すべてにおいて、水質基準をクリアしています。

製品はその安全が確保され、なおかつ品質は自社で定めた基準をクリアしたものにおいてのみお届けしています。

2024年10月3日付 51項目水質試験成績書

放射性物質に対する取り組み

福島第一原子力発電所の事故以降、放射性物質がもたらす食品への影響など、ご心配の声をお寄せいただくようになりました。皆様の健康を願う日田天領水では製品の安全性を確保するためにさまざまな取り組みを行っています。

2011年6月から、放射性物質に対する安全性を確認するため、外部の検査機関に月一回を目安に放射性物質の検査を委託しています。 Bq(ベクレル)は放射能の単位のことで、土や食品、水道水等に含まれる放射性物質の量を表すときに使われ、ベクレルで表した数値が大きいほど、そこからたくさんの放射線が出ていることを意味します。2012年4月施行の「食品中の放射性物質の新たな基準値」(厚生労働省)では「飲料⽔」の基準値は、10ベクレル/kgとしています。現在の検出限界値は1ベクレル/kgになります。

日田天領水は地下深くから取水しており、2011年の検査開始後から一度も放射性物質が検出されたことはございませんが、これからも放射能汚染に限らず、製品の安全性に最大限の注意を払い皆様が安心してご利用いただけますよう努力してまいります。

2024年10月3日放射性物質分析試験結果書

有機フッ素化合物(PFAS)検査について

有機フッ素化合物(PFAS)の一種である、パーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)パーフルオロオクタン酸(PFOA)について、2024年7月19日付の検査結果を掲載しております。

「永遠の化学物質」とも呼ばれ、健康への影響が懸念されるPFOSとPFOAが、国内各地の河川や地下水で高い濃度で検出されるケースが相次ぎ、一部の地域では水道水から国の暫定目標値の28倍もの濃度のPFASが検出されて大きな問題になっています。最近では国産のミネラルウォーターから検出されたとの報道もあり、健康への影響を心配する声が高まっています。

環境省は「第2回PFASに対する総合戦略検討専門家会議資料」で、PFOSとPFOAの国内の検出状況を公表しています。それによると、公共用水域816の地点からは38の地点で、地下水317の地点からは43の地点で、それぞれ国が定めた暫定指針値(50ng/L)を超えた結果となっています。
第2回PFASに対する総合戦略検討専門家会議資料
(https://www.env.go.jp/content/000140359.pdf:環境省)

相次いで検出され不安の声が上がる中、国は全国の水道水のPFASの検出状況を把握するため、自治体や水道事業者などに対し、令和2年度から今年度にかけての水質検査の結果等の報告を要請しています。

日田天領水の工場の所在地である日田市においては、令和3年度より水道水におけるPFOS・PFOAの検査を実施し、すべての測定地点で定量下限値(5ng/L)未満という検査結果を公表しています。日田市として、これからも水質検査を定期的に実施し、水道水の安全性を確認していくとのことです。

国際的にもPFOSとPFOAの評価について議論が行われている中、国内でのPFASに対する不安が高まっていることから、環境省は健康への影響を明らかにするための研究を本格的に始めるとしています。

弊社といたしましても、お客様に安全・安心な製品をお届けするために、更なる安全衛生管理に取り組んで参ります。

有機フッ素化合物(PFAS)について

2024年7月19日 PFOS、PFOA試験成績書

マイクロプラスチックについて

マイクロプラスチックは検出されておりません。